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企業を革新する「きっかけ」は、どこにあるのか(4)
2013年06月24日 09:42
社員の仕事への達成感こそが、企業の成長・発展の原動力である。
常日頃、現場に高いノルマを課すなど、現場の締め付けを強くする経営者は少なくない。しかし、事実として、こうしたことで業績が向上している企業を見たことがない。見えるのは、プレッシャーに囲まれて疲弊しきっている現場(社員)の風景のみである。
バブル期は、がむしゃらに突き進んでいれば、業績はそれなりに付いてきた。しかし、経済のパイが膨らまない今は、がむしゃらだけでは結果は残せない。
経営陣の現場への仕事の丸投げは、マネジメントの放棄である。
企業の持続的成長や高業績の源は、社員が感じたい達成感に不可欠な、仕事への熱意とこだわりである。社員が、そこで働くことの喜び、満足感、意義を感じることができて初めて、妥協を許さない仕事へのこだわりや熱意が湧き起こる。
社員の能力に差はない。あるのは、仕事やそのやり方と、そこへのこだわり方だけである。
以上